中嶋亮太(Ryota Nakajima, Ph.D.)
博士(工学)
国立研究開発法人海洋研究開発機構海洋(JAMSTEC)
地球環境部門
海洋生物環境影響研究センター
海洋プラスチック動態研究グループ
グループリーダー・主任研究員
略歴
1981年生。小さな頃から熱帯魚好きで、南米アマゾンをはじめ、熱帯の生態系に興味を持つ。2009年、創価大学大学院博士課程を修了。サンゴ礁の動物プランクトンの研究で博士号を取得。
創価大学で助教を3年間務め、生態学などを教える傍ら、東南アジアや沖縄でサンゴ礁の研究に取り組む。南米アマゾンで動物プランクトンの研究を開始。
だんだん深海に興味をもち、2012年から国立研究開発法人 海洋研究開発機構 (JAMSTEC)でポストドクトラル研究員。深海化学合成生態系の研究に4年間携わる。
2016年から日本学術振興会海外特別研究員。米国サンディエゴにあるスクリプス海洋研究所のサンゴ礁ラボでサンゴ粘液や海洋プラスチックの研究を2年間行う。
2018年より国立研究開発法人 海洋研究開発機構 (JAMSTEC)の海洋プラスチック動態研究グループ副主任研究員。主に海洋プラスチックについて研究を進めている。
2021年より、海洋プラスチック動態研究グループ・グループリーダー。2023年より主任研究員。
妻との間に3人の娘がいる。
主な著書
- 狙って獲りにいく!科研費 採択される申請書のまとめ方(2022年)すばる舎
- 暮らしの図鑑 エコな毎日 プラスチックを減らすアイデア75(2022年)翔泳社(共著)
- 海洋プラスチック汚染「プラなし」博士、ごみを語る(2019年)岩波書店
- マングローブ林の生態系生態学(2021年)東京農業大学出版会(共同翻訳)
- 海のよごれは、みんなのよごれ 海洋ごみ問題について知ろう(2021年)教育劇画(監修)
- これからの環境化学分析入門(2023年)講談社(コラム執筆)
職歴
- 2023年10月 〜現在グループリーダー/主任研究員国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)海洋プラスチック動態研究グループ
- 2021年7月 〜2023年9月グループリーダー/副主任研究員国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)海洋プラスチック動態研究グループ
- 2020年10月 〜2021年6月副主任研究員国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)海洋プラスチック動態研究グループ
- 2018年4月 〜2020年9月研究員国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)海洋プラスチック動態研究グループ
- 2016年3月 – 2018年2月スクリプス海洋研究所, UC San Diego研究テーマ: ソフトコーラル粘液の役割
- 2012年4月 – 2016年2月ポストドクトラル研究員国立研究開発法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)研究テーマ: 深海化学合成生態系における生物多様性損失の定量評価と将来予測(環境省・S9プロジェクト)
- 2009年4月 – 2012年3月3年任期付き助教創価大学工学部担当科目: 基礎生態学, 生物学実験, etc
学歴
- 博士(2006年4月 – 2009年3月)創価大学大学院 工学研究科 生物工学専攻 (修復生態学研究室)博論テーマ: マレー半島・熱帯サンゴ礁におけるネット動物プランクトンの個体数・生物量・生産量について指導教官:戸田龍樹,田口哲,Othman BHR
- 修士(2004年4月 – 2006年3月)創価大学大学院 工学研究科
- 学部(2000年4月 – 2004年3月)創価大学 工学部
受賞
- 環境科学賞
-日本海洋学会(2021年9月)
海洋生物の生存環境に係る諸問題に関連した研究・啓発活動 - 社会貢献功績賞
-海洋研究開発機構(2021年4月1日) - -日本サンゴ礁学会(2015年11月29日)
- 創友会賞-創価大学(2015年9月20日)
- -IOC/WESTPAC 第9回 国際科学シンポジウム(2014年4月24日)